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03 10(水)
ローマとかの休日(その20・20091023)
[ 旅行記:Travel]
夕刻、集合時刻15分ほど前にゴンドラ乗り場に到着する。今回の「ゴンドラセレナーデ」の起点は、サンマルコ寺院のすぐ隣。今日は(徒歩で)ぐるり一巡りして帰ってきた、というわけだ。バスが出ていればあっという間の道のりだったはずなのだが……。
ところが、数時間前から降り始めた雨が、強くなったり弱くなったりで安定しない。風もソコソコ吹いていて、案内の人は「ゴンドリエが最終決定します」とばかりを繰り返す。まあ、そりゃそうなんだが、待つだけ待って中止です、というのも悲しい。なにしろたむろってダベっているゴンドリエのおニイさんがたに全然やる気がないのがどうにも気になって仕方がない。ラテン気質というところだろうか……。
結局のところ、ゴンドラは出ることになって事なきを得た。だいたい4〜5人ずつが1台のゴンドラに乗り、ゴンドリエとアコーディオン、うたのお兄さんが乗船する。ポツポツと雨が降り続いているので、傘を差しながらの乗船となった。
他人様も乗船しているので、人が写っているようなところは編集しているのでご了承(もっともずーっと回していたわけでもない)。
ここで流れている以外では、アランフエス協奏曲(の歌詞付き版)とか歌ってた。
天気さえ良ければ言うことないのだが、みての通りの雨降りで、ずっと傘を差しながらの航海が40分間。それでも、歩道からは見ることができない風景、建物に囲まれ、人がいない(歩道がないから)中を流れる歌声。まさに異空間を楽しむことができた。
ちょっとばかし値が張るが、もし余裕があれば(一度は)試してみたらよいと思う。(二度三度、とやるかは、まあ、お任せするけど。)

「チリペッパーチョコレートグラッパ」という、名前だけで舌と胃がでんぐりかえりそうなお酒?が店先に飾ってあった。本当に売り物かどうかは、不明……

この日の夜は、ハネムーン特典についてくるディナーだ。ディナー用のクーポンを見失う、というトラブルがあったものの、現地ツアーデスクに連絡すると、電話一発、すぐに名前だけでOK、という事になった。大手はこういう時にこそ便利……。もっとも、普段はミールクーポンで食事、ということもそもそもないけれど。
このレストランでは3種類の決まったコースからの選択式で、飲み物は別。
東京でイタリアンに行っても、ワインを呑みながら散々ピザとパスタを食い散らかして終了、というパターンが多く、メイン料理をゆっくりいただく、なんてことが少ないことに今さらながら気付く。
スズキ?のバジルソースが美味しかった。ティラミスも、さすがは本場。
そんなこんなで、色々あったようななかったような一日も終了。歩きづめで船に揺られ、腹いっぱい喰ったところで泥のように爆睡するのでありました。
つづく
03 06(土)
ローマとかの休日(その19・20091023)
[ 旅行記:Travel]
旅行記が全然進まないのは、ModernWarfare2にハマっているからなのだが……
というわけで、前回の続きだ。
水上バスがストライキでニッチもさっちもいかなくなってしまったので、徒歩でぶらぶらと移動してみることにする。そんな、水の都らしからぬヴェニスの一日。
寒いんだけど、イタリアまで来たんでジェラート買ってみた(笑)
工事中のところへ遭遇した。ヴェネツィアの道路は、一皮剥くとこんな感じになっている。ちゃんとした地べたが殆ど存在しないワケなので、上下水道もなにも全部カナフレックス(?)のパイプなのだろう。
多分。
本島南側の「アカデミア橋」を渡ってホテルの対岸を歩く。目指すはサンタ・マリア・デル・サルーテ教会だ。つまりここ。
のだが……「11時から14時までお昼休みです」の看板を掲げて、教会の扉は閉ざされていた!ちょっとまてぇぇぇぇ!!!
現在時刻は11時半。このまわりにはナニもないので、いくら何でも数時間時間を潰す、と言うわけにも行かない。トホホ……
ぶらぶら歩いていたらゴンドラ工房を見つけた。何か焼いて喰ってる。
ゴンドラ屋は、もうヴェネツィアでも1,2件しか無いようなことを聞いた。しかも、1隻の値段は数百万し、発注から数年待たされることがあるという。なんだか生産性が高そうにも見えないしな(笑)
このあと、運河沿いの小さなレストランで食事をしてからアカデミア美術館を訪問した。有名なものが多いわけではないが、ダヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」が別格だ。「教科書にも載っているような」ものの、実物を見るというのは感慨深い。なんともミーハーなことだが(笑)。
想像以上に小さいもので、それもあわせて驚いた。本当に、お土産の絵はがきと同じくらいの大きさだった。
マスク屋さん。というか、お土産物やさん。
しかし、ヴェネツィアまできてガイ・フォークスのマスクってのはどーなんだろ……(V・フォー・ヴェンデッタのマスク、なのかな)。
カーニバルの時は、きっと高いんだろうなぁ〜。でも来てみたい。というか、天気のいい時に来てみたい。こればっかりは、どうにもならないが。
日中止んでいた雨だが、夕方になるとまた降ってきて、風も出てきた。この旅行の最後のイベント、ゴンドラ・セレナーデは果たして行われるのであろうか? 不安を抱きながら、夕暮れのヴェネツィアを波止場に向かうのであった。
つづく
02 16(火)
ローマとかの休日(その18・20091023)
[ 旅行記:Travel]
翌日。

相変わらずの曇り空で、海を渡る風が少々肌寒い。オマケに霧が出ていて、雨の降る予報もある。ここに来て雨男炸裂、といった感じであろうか。
まずはサンマルコ広場まで歩き、サンマルコ寺院の隣にあるドゥカーレ宮殿に向かう。ヴェネツィア派の絵画に彩られた宮殿(とはいえ、宗家があったわけではないので共和国の総督府、政庁舎)と、リアル・ダンジョンさながらの牢獄跡をあわせて見学することができる。
さすがマルコ・ポーロのお国柄だけあって、イスラム風趣味が垣間見られる。
これは何かというと、かの有名な「ためいき橋」(笑)
実はこの時期、宮殿・牢獄の外壁とためいき橋はあわせて工事中なのでありました。
外から見るとこんな感じ(笑)。GEOX自重しろ(笑)

中はこんな感じ。

中から外を眺めるとこんな感じ。ちょうど二枚上の写真の反対側。ほんと、GEOX自重…….

牢獄の中はこんな感じ。一階部分は、大潮の際には水牢になったのだそうだ。内部はちょっとした迷路で、ふとした弾みで順路を間違えてしまうことも。おかげで狭い通路を逆行するなどした。
さて、この日は水上バスに乗ってあちこち回ってみることにしていた……のだが、水上バス乗り場に行っても、それらしき船は待てど暮らせどやってこない。乗り場のまわりには、同じように所在なさげにしている観光客もチラホラ。たまに来る船は、遠くリド島行きのバス。意を決して窓口のお姉ちゃんに聞いてみた。
「ルート2の水上バスはいつくるの?」
すると、もう何度も答えて飽き飽きだ、といった表情でこう言った。
「今はストライキなので、船は来ない。」
「え!マジで!じゃあいつ再開するの?」
「トゥモロー。」
「とぅもろぉ〜!?」
多分、英語(英単語)を本気で叫んだのは人生で最初なのではあるまいか。とにかく、離島行以外のバスは全てストライキ中なのだという。しかし、なんの予備知識も準備もなく離島まで行ったってしょうがないし、なにしろ夕方にはゴンドラの予約があるのでこの場所まで戻ってこなければいけないのだ。
かくして「水の都」ヴェネツィアを、徒歩「のみ」で観光するという、奇妙な現実の、これが幕開けなのであった。
つづく
02 07(日)
ローマとかの休日(その17・20091022)
[ 旅行記:Travel]
なんかもう疲れてきている読者もいるかもしれないので先に言っておくと、今回の旅行は10月25日の帰国だ。イタリアを経ったのは24日。つまり、あと丸2日、ほとんど3日、旅行記書くことがあるのだ。いったいあと何回書くのか、興味がある方は逆算してみると……まあ、あまり意味はないけれど。
というわけで、雨上がり、潮が引き始めたヴェネツィアの続きだ。
とりあえず足の届く範囲で一番の観光地、サンマルコ寺院の中を見学する。

装飾が施されたファサードから中に入ると、基本的には撮影禁止、ということで写真はない。
全体的にビザンチン趣味の濃い、ちょっとコッテリした装飾が目立つ教会だ。もちろん、現役の教会でもあるので「Warship専用」の場所が多く、敬虔な雰囲気もある。
とはいえ、そこは商人の街ヴェネツィア。寺院そのものは入場無料なのだが、最大のお宝である、千個以上の宝石をちりばめた黄金の背障「パラ・ドーロ」を観るためには入場料を払う必要がある。内陣に進むところに料金所があるので、パラ・ドーロを観る「だけ」の料金だが、ここまで来て観ないわけにも行かないので、まあ、実質、入場料のようなものだろう。ゴテゴテ趣味の極みとなるそれは、まあ、一見の価値はある。

そんな教会の、歴史あるモザイクも一部は水浸しなのだが……(ある意味、雰囲気はあるのかも)。

さすがヨーロッパ一級の観光地だけあって、観光客の数はたいしたものだ。迷路のような狭い路地を抜けて広場に出ると、主要な通路を歩いて行く人々の流れにぶつかる。それを避けるように細い道に入り、また広い通りに出る。また歩いて、河に出て、水路に沿って歩いて端を渡る。路地がある。そんな感じだ。尾道とか京都の路地裏とか、そういうところをイメージして貰うといいだろう(尾道と違ってアップダウンはないが)。
古い教会か集会場のようなところで、ヴィヴァルディ展?のようなものをやっていた。古い楽器、今の楽器の原型のようなものや、どうやって弾くのか分からないような楽器を展示していた。なにしろ説明がイタリア語なので全然分からない。
チェロが、どうも、ストラディヴァリのような感じだったのだが、やはりよくわからない……。
そぞろに歩いていると日も暮れてきた。ずいぶん遠くまで歩いてしまったし、歩いて帰るにはちょっと肌寒かったので、また細い路地に入って運河へ出て、水上バスに乗ってサンマルコ広場の近くまで戻った。キップ売り場が見あたらなかったのでそのまま乗ってしまったのだが……(よい子はマネしないように!)これがまた、後で、いろいろ引っかかることになるのだ……。
適当なリストランテに入って軽く夕食を摂った。
この日はミートソースのラザニアと、「やはり魚介でしょ!」という単純な理由でボンゴレビアンコ。ともに美味しかった。
ヴェネツィア二日目に続く
02 03(水)
ローマとかの休日(その16・20091022)
[ 旅行記:Travel]
ホテルで荷物を広げたら、早速ヴェネツィアの街に繰り出そう。ポツポツと雨が降り、すこし強い風が吹いている中であったが、すぐその辺にゴンドラがウヨウヨしている風景を見るといやがおうでもテンションが上がる。
「世界で一番美しい広場」と言われるサンマルコ広場まで歩いて10分弱。水路にかかる太鼓橋を渡り、着いた先は、

でっかい水たまりなのでありました。
この日は折からの雨に大潮が重なり、サンマルコ広場を中心とした部分が水に浸かっている状態。ビミョーな高低差があるようで、沈むところを縫って足場が敷かれている。ちょうど満潮を過ぎたところだったようで、アチコチで板をしまい始めていた。

そんなサンマルコ広場にある、1720年創業の超老舗、カフェ・フローリアンでランチ。


ビールとキッシュ。ビールは少しだけクセがあるがコクがあって美味しい。キッシュもすごく美味しい。値段も、まあ、いい値段するけど(笑)。
ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアでは、ヴェネツィアが一番物価が高い、とローマでの案内の人が言っていた。東京、大阪、京都、みたいなものかもしれない(いろいろ失礼である)
ちなみに、なんだかイケメンを揃えているような気がする。濃い顔をしているだけかもしれない(暴言)。
雨は次第に小降りになり、しまいには止んだのだけれど、昼間はずっと日が陰って肌寒い日。この日はまず、歩いて行ける範囲について回ってみることにした(この判断が後に大きな災いとなる……)。
そいでもま、ほぼ雨も上がったのでゴンドラも営業開始だ。

アメリカ人らしきグループのオジサンが、なんだか猛烈にテンション上がって大騒ぎだったのだ楽しい。
本当に(当たり前だが)全ての建物が水辺にある。窓から下を見れば水だ。せいぜい路地だ。「大通り沿い」などという言葉は(おそらく)無く「大運河沿い」とか、そういうことになるのであろう。
なかなか感じられない異質さ加減だ。だからこそこの都市が世界中から人を呼び寄せる、魅力的な街であり続けられる、とも言える。
そんな中に盆栽専門店なんて見つけると、日常が裏返った異質が異質の中に紛れ込んで表になれば日常だし、みたいな、なんともあやふやな気分になってくるのもいとをかし。

これはおかし。
そんな感じにそぞろ歩きは続くのであった。
次回は、サンマルコ寺院からお届けします(世界の車窓風に)
01 18(月)
1月17日の日記。横浜で「キャッツ」を見た。
[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]
とてもとても久しぶりに普通の日記エントリーだ。
決して旅行記を諦めたわけではなく、なかなかまとまった時間が取れなくて続きが書けていない、というだけなのだ。あと5回ぐらいで完結の予定なので(まだそんなにあるのかよ!)、こちらもまた楽しみに待たれよ。
それはそれとして「キャッツ」である。ひょんなことなら優先販売に近い形でチケットが取れたので、生まれた初めてミュージカルなるものを観に行ったのだ。それもかの「劇団四季」「キャッツ」である。名前は、そりゃ当然知っているのだけれど、ストーリーやらなんやら全然知らない。「猫が歌って踊る」程度の知識しかない。自分で言うのもなんだが、これほど何も知らない、というのは珍しいことだ。今までどれだけ興味がなかったのか、という事の証左でもある。今回、たまたま、そのような優先販売的なものに出くわしたのが運の尽き、あるいは猫に小判、というところなのである。
そんなわけであるので、横浜にある「キャノン・キャッツ・シアター」に行ってみるまで、「キャッツ」がもう25年以上やっているであるとか、ずっと常設小屋でやっているであるとか、そういうことはなーんにも知らなかったのである。「メモリー(iTunesStoreのサラ・ブライトマン版。この人もキャッツの経験があるそうだ)」が、このミュージカルの歌だ、ということもはじめて知った(聞いたことはあったことはあるかもしれないが、覚えていない)。
休憩を挟んで正味二時間。あっという間の舞台であったが、これは「体験:Experience」と呼ぶべき出来事だった。数少ない舞台観覧経験ではあるが、それにしても想像以上、想定外のもので、まさに総合芸術。「コイツは揺るぎねぇな」と真に思える。冒頭、いや、それ以前、会場に足を踏み入れた瞬間から始まっている計算されている世界。カーテンコールの最後までキッチリ編み込まれた演出。多分、何度も見ている人は、その中にある微妙な揺らぎを見いだすのが楽しみだったりするに違いない。一見(いちげん)にはちょっと硬い感じがすることもあるが、上演中はそんなことは感じない。
腹を抱えて笑ったりいつの間に涙を流したり、というのではなかったけれども、よいものを観たなぁ、という満足感が得られる時間だった。
その後、地下鉄に乗って中華街まで行き、「山東」という狭いお店(でもいつも行列している有名なお店)で早めの晩ご飯を食べた。誰もがベタ褒めの水餃子を腹いっぱいいただいた。「時間がかかるよ」と言われた魚肉の水餃子も、イワシのつみれのような味で、甘辛いタレによく合っている。葱油麺、というピリ辛の中華麺もレベルが高かった。
水餃子はお手頃な値段だけれども、その他の一品料理は普通の値段だ(やや高目、という意味で)。水餃子一人前で十個あるから、それにメインを頼めば(普通なら)お腹一杯になるだろう。(写真は後日掲載する)
心理的にも物理的にもお腹いっぱいになった一日であった。
01 11(月)
ローマとかの休日(その15・20091022)
[ 旅行記:Travel]
フィレンツェ二泊目があけた早朝、一番乗りでレストランに乗り込んで食事を摂り、詰め込んであった荷物を持って駅まで。いや、違った、ポーターさんがものすごい勢いでトランク転がして行ってしまったので、それを呆然と見送りながらトコトコとホームに向かうのであった。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の前は、路面電車を作るとかで工事中なので、地下通路を通って移動する。
列車はやや遅れていて、定刻10分遅れぐらいで出発。ローマから来た時とはちょっと車両の形式が違うようであった。
一等車はこんなん
2時間半か、3時間ほど揺られると、そこはもうヴェネツィアだ。今回の列車はミラノ行きなので、あたふたと降りると、係の人が待っていた。ヴェネツィアの中心都市でもあり、最大級の観光地だ。ローマ、フィレンツェと同じくらい、駅も大きい。だから駅前にも大通りが……

いや、それ、大通り違う!河や!(と言ったら、係員の人が「いいえ、海です」と訂正してきた。)
いや、アタマでは分かっていることではあるが、さすがに本物を見るとインパクトが違うな……。駅の目の前が河だ(いや、海だ)、というのは。

当然タクシーもボート。車のタクシーに比べるとかなり割高だ。そうでなくても、ヴェネツィアは、全体的に物価が高めな気がする。
フィレンツェは、朝、既に雨が上がっていたのが、ヴェネツィアに着いた時にはちょっと強めの雨が降っていた。傘を差さずにはいられない感じ。

ボート乗ってても窓も開けられない。

ホテルにも専用の桟橋があって、そこに直接つける。運河に面していない場合は、適当な船着き場から更に歩くようだ。まさか、ドコに行くにも舟に乗らねばならんのか、とちょっと不安になったものの、もちろん他に(地続きの)エントランスがある。
サン・マルコ広場にもほど近いホテルで、もともとのホテルをウェスティンが買収した、という流れのホテルだ。そのせいか、アメリカ人っぽいお客さんが多いようであった。
さて、雨のヴェネツィア、その街並みはまた次回につづく。
01 08(金)
新年初マックはハワイアン
[ ぶらぶら日記:Moblog]

イタリア旅行記が終わるまでは別の記事はやめておこう、と思っていたのだけれど、いかんせん間が持たない(笑)からちょろっと書くことに。最初はハンバーガーの話題だ(笑)
マクドナルドがこの冬投入する四種類の「ビッグ・アメリカン」シリーズ、本格展開は来週からだが、先行店があるので食ってきた。「ハワイアン」バーガーだ。
要するにクゥオーターパウンダー版の月見バーガーか……と思いきや、ケチャップベースのソースなどかかっていてなかなか美味しい。ボリューミィなパティと目玉焼きのバランスもよい。
しかしまあ、高い値段を出す甲斐があるか、というと、少々微妙な気もする、のだが…
投稿者 OGREjp(mobile) : 18:24 コメント (0) トラックバック (0)
01 03(日)
ローマとかの休日(その14・20091021)
[ 旅行記:Travel]
フィレンツェに戻ると、とっぷり日も暮れていた。ガイドさんに曰く、乱暴な運転で有名なナポリ人にすら「マナーが悪い、その上ヘタ」と酷評されるのがフィレンツェの交通事情なのだという。ローマでは、市内はみんなツードアで、小回りを効かせてキビキビ走っている印象だったが、フィレンツェは確かにカオス度が高い感じ。日本の交通マナーはホントいいよなぁ、と、どこの外国でも思うのだが、イタリアの地でも、やはり思う。
日が暮れたフィレンツェ市内を、お土産物を探しながらブラブラ歩き。とはいえ、18時を過ぎてしまうと店も徐々に閉まってきて、選択肢が無くなってきてしまう。お店の人がちょっと外していることがあって、その間はクローズだよ、というところもある(そのためにわざわざ人を雇ったりはしない)。
現地係員の人に勧められたレストランを探していたのだが、地図に手で書き入れてもらった場所が違うものだか、全然見つからない。iPhoneでも使えれば立ちどころなのだが……。どうして海外で安くiPhoneが使えるサービスを考えないのだろうか。レンタルでもいい。とたんに世界が広がる、というものだろうに。提携ショップやレストランのクーポンや地図を仕込んでおけば、別のビジネスにもなりそうだ。誰か買わない?このアイデア。
それはともあれ、どーしても見つからないので、目についた「バッカス」というレストラン(バール?)に入って夕食にした。

家で作るのは面倒くさい、きちんと煮込んだラグーのタリアテッレ、できるんだろうけど、やっぱり面倒くさいニョッキ。
カプレーゼ食べながらグラスワインを呑んで、なかなかおいしかった。
フィレンツェの夜はなんとなく湿った雰囲気。雨上がりで湿度が、ということもあるけれど、ローマは、なんとなくクールというか、きっちりしているというか、サバサバした感じがした。フィレンツェの夜はどことなくミステリアスで、街の息づかいのようなものが感じられる。それは、街路の石畳の呼吸なのかもしれない。
つづく
01 02(土)
ローマとかの休日(その13・20091021)
[ 旅行記:Travel]
この日の午後は、ショート・トリップでピサまでいくことになっていた。フィレンツェ駅近くの待ち合わせ場所は、そもそもバスターミナルの一角なので分かりにくく、集合時間直前までガイドさんが表れないので不安なことこの上ない。
車で1時間半少々走って駐車場へ。そこから「Choo-Choo-Train」という名前のついた、まあ、要するにトラクター・バスで入口まで行く。

そこからお土産物屋の露店が軒を連ねる中を城門まで歩いて行くのだが……
ここで大事件が発生!
ツアー参加者のひとりが、ハンドバックの中からサイフ(現金とカード)を掏られるというインシデントが発生した。
「ジプシーの子どもたち」とガイドが呼ぶ(実際はどうだかわからない)少女達が、地図のようなものを広げてかぶせるように近づき、そちらを追い払おうと意識を向けているうちに反対側からハンドバックの中身に手を入れる、という戦術だ。
自分たちはフラップがついたカバンで、簡単に中に手を入れられないようになっている(しかもそれを前に回して抱えている)。やはり見えるところに(しかも外からも死角になる低い位置に)チャックがついているカバンは避けた方が良いのだろう。
そんなことがあったものの、ツアーそのものは進んでいく。ピサの斜塔を横目に、まずはピサの聖堂に。
なんだかなにもかも傾いているような気がしてくるが……
聖堂と洗礼堂が共通のチケット。

思ったよりも、なかなか豪華。見所がいろいろある。

ガリレオが振り子の法則を発券するきっかけになった、と言われているランプ。まあ、たいがい後世の付け足しであろうが……。
時間が決められているのでつくづく見ることはできないが、逆にいつまでも見ていることもないので効率的といえば、いえる。
聖堂のあとは洗礼堂に入る。ここはその特殊な音響効果が有名で、係員の人(普段は入口でもぎりをしている)が試してくれる。なかなか得難い経験だ。
その後はフリータイムで、ピサの斜塔などを見物する。残念ながら、中を見ている時間はない。周囲の芝生も立入禁止になっていて、通路は人で一杯。「斜塔を支えている格好をしている人」がたくさんいるところを横から見たかったのだが、あまりいなかった(ウチの相方はやった)。

フリー時間がありそうで、あまりない。トイレ行って、ちょっと写真撮ったら、もう集合時間になる。仕方のないことであるが、もうちょっとゆっくりしたかった……。
帰りはバスの駐車場までゾロゾロと住宅街を歩く。

駐車場の街灯もちゃんと傾いているよ!(嘘です。誰かがバックで突っこんだ名残。)
あとはバスの中でグースカ寝ているとフィレンツェ。次に来る時には、ぜひ斜塔にも登ってみたいものだ。
あけましておめでとうございます
[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]
今年もよろしくお願いいたします。
とはいえ、まだ10月のイタリア旅行連載も終わってない。誰か読んでるんだろうか、これ(笑)。
去年はいろいろありましたが、今年もボチボチやってまいりますよ。
投稿者 OGREjp : 22:32 コメント (1) トラックバック (0)
12 18(金)
ローマとかの休日(その12・20091021)
[ 旅行記:Travel]
ようやく日が変わって(笑)、フィレンツェ二日目。この日は朝からウフッツィ美術館の見学だ。事前予約をしてあったのだけれど、直前まで時間が決まらず(頼んだのが遅かった)、全体の予定も立てられずにいた。それにしても、予約が必要な美術館などが結構多く、一般の代理店ではなかなかすべてを手配できないだろう。(全部エージェントがやってくれるような、大名旅行なら別だが。)予約の時間はこちらの要求が通らないことも多いので、自然、限られた日程では見に行きたいところを全部回ることができない場合も多い。極東からは、なんとも遠いのが恨めしいところ。
ウフッツィ美術館の予約は、今はウェブからでもでき、細かな単位で時間指定できる。もっとも、良い時間はずいぶん前から埋まってしまっている。代理店経由では、細かな予約は不可能だが、枚数には余裕があるようだ。飛行機のチケットと同じようなものか。
予約のバウチャーをもって、まずはチケットの引換所に行く。それからそのチケットで、個人入場の列に並ぶ。このへんはバチカン博物館と同じシステム。並ぶ場所を間違えるとアウトなのも、同じだ。今回はちゃんと現地係員の人に聞いていたので問題ない。

ウフッツィ美術館、さすがの内容と言えましょう。ボッテリチェリの「プリマヴェーラ」、「ヴィーナスの誕生」といったところが有名なところ。「ヴィーナスの誕生」は、写真で見るよりくすんだ感じ。ガラスケースに入っているので、それが汚いのかも……。ダ・ヴィンチの作品も見れる。日本語のオーディオガイドもあって、せっかくだからと借りてみた。そこそこ急ぎ足に案内してくれるのだが、それにしても、全部回るのには午前中一杯かかってしまった。お土産物売り場は充実しているので、美術系のお土産を買う場合にはお勧めだ。荷物にならない、抜粋版のカタログ(もちろん日本語版)を買った。
唯一写真が撮れるのは、アムール川沿いからヴェッキオ橋を望むポイント。橋自体には、行く時間が無かった……残念。
午後はショート・トリップを予約していたので、それまでの時間でサンタ・クローチェ聖堂に向かった。ここも入場料を取られた上、なんだかあちこち工事中。まあ、それはそれで珍しい、というのはあるけれども……。
あとで聞いたところによると、この工事には日本の政府資金と大学が関わっているのだそうだ。もう2005年ぐらいから、ずっとやっているみたい。
ミケランジェロのお墓
ガリレオのお墓
工事中とはいえ大きな聖堂で、礼拝堂までじっくりみるとなかなか見所が多い。
ショート・トリップの集合場所までぶらぶら歩き。不思議な教会に迷い込んで、透き通るような歌声を聴いた。後から調べてみたが、どうもよくわからない。ユダヤ教の寺院だったのかもしれない。観光地図には載っていないのだが、誰でも入れて、見学できる。ただちょっと、物音ひとつ立てられないような、荘厳な雰囲気があった。
そのあとは、昨日は閉まってしまって入れなかったドゥオモ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会の中に入ってみた。

「最後の審判」が描かれたドゥオモの内側。てっぺんの部分はだまし絵のようになっている。そのさらに上(屋根の上)に人が乗っかっている、と想像するのはいささか奇妙な心持ちだ。
さすがにフィレンツェの中心となる建物だ。意外にシンプルな内装なのだが、その堂々たる風格は、絵画や彫刻でゴテゴテと飾り付けなくても十分に威厳がある。と、思いきや、実は美術品は別棟の美術館(有料)に収められているのだとか。さすが、メディチ家の街だね(偏見)。

日没の時間を示すという日時計。日没時間でクーポラが閉まったりするらしい。
さて、そうこうしているうちに昼を過ぎ、ショート・トリップの集合時間になった。この日の午後は、斜に構えたにくいあんちくしょうを見に行くのである
つづく
12 13(日)
ローマとかの休日(その11・20091020)
[ 旅行記:Travel]
フィレンツェも日暮れて食事時。現地係員の人が薦めてくれたお店まで旧市街を歩いてみる。石畳の細い道は、ちょっと暗い道に入ると怖いくらい。大きな通りには店が建ち並び、十分に照明されているので怖さはない。なにより人通りが多く、まだまだ活気のある時間だ。
道中、教会のような建物から流れてくるパイプ・オルガンの音色に惹かれて入ってみると、チャリティのオルガン・コンサートをやっている真っ最中だった。コンサートとはいうものの、出入りも自由で、そもそも演奏者がドコにいるのか、薄暗い教会の照明の中では良く分からないくらい。曲はいつ果てるともなく続き、一度座ってしまうと立ち上がるタイミングを見いだすのが難しいほどだ(笑)。問題は、ここがどこだかわからないって事なんだよなぁ……。

この日のディナーは「日本人スタッフがいるから」と紹介されたお店だったけれど、予約が無かったのでバーカウンターで少し待たされた。んでまあ、席に着いたのはいいのだけれど、メニューを見ているところで日本人団体客一行・総勢十数名が来店して辺りはあっという間に日本になってしまった。どうやら、オプショナルツアーで「夜のエノテカに行く」的なものがあるが、多分そういうのだろう。日本人スタッフの人はそちらにかかり切りになってしまったので、普通にボルチーニ茸のリゾットとトマト味のニョッキを食べた。ボルチーニ茸はシーズンの最後であったけれど、薫り高く、とても美味しかった。「西洋の松茸」という言い方にはちょっと疑問を覚えるけれど、まあ、言いたいことは分かる。にしても、団体様にボルチーニをグイグイ勧めているのは、なんというかこう、商売っ気が強くてね……安いものじゃないしね……。
大量のお客で厨房もてんてこ舞いだったのか、鶏のグリルは焦げてしまっていた。味は良かったのだけれど。
12 02(水)
ローマとかの休日(その10・20091020)
[ 旅行記:Travel]

さて、ローマから特急列車で二時間弱ぐらい?だったかで、フィレンツェに到着する。
ローマを離れるとすぐに車窓は田園風景となるが、その遙か向こうの小高い丘の上には城砦らしきものが見て取れたりする。ホームと駅舎しかないような小さな駅も、いくつもの支線が入り交じる大きな駅も通過する。貨物電車の通過待ちに、特急が一時停車するのはご愛敬。みんな同じところを走っているのだろう。
そうこうしているうちに、街並みがだんだん黄色やオレンジといったカラフルな色に染まっていく。街?集落?ごとに壁の色が統一されているようだ。(まあ、大きな街では、ビルが林立してそれどころではない。)そして列車は、赤煉瓦色したフィレンツェの街に滑り込んでいく。
フィレンツェは、世界遺産とされていて、観光の中心となる旧市街だけなら差し渡し2〜3キロ四方程度の小さな街だ。細い街路が縦横無尽に張り巡らされ、基本的には徒歩で移動することになる。さりとて車がない訳ではなく、むしろその細い石畳の道を、びゅんびゅん車が走っているのだからスゴイ。フィレンツェの到着は既に16時を過ぎた頃だったので、現地アシスタントさんのお勧めに従い、ホテルでタクシーを呼んでもらって、「ミケランジェロ広場」まで行ってみることにした。
旧市街の南東部、アルノ川の反対側の小高い丘に、ミケランジェロ広場はある。歩いて行くこともできる距離だが、結構登るので大変かもしれない。この日は、もう日暮れまで時間がなかったのでタクシー、ということだ。

「花の教会」のドゥオモ、その脇のジョットの鐘楼を中心に、街を一望することができるベスト・スポットだ。帰りの足が心配な場合は、タクシーに待っていて貰うとよい。(もちろん、待機料金はしっかりとられる。)
ミケランジェロ広場には、教科書にも載っているような「ダビデ像」のレプリカもある。本物はアカデミア美術館にあるそうだが、今回は行く時間がなかった。残念だ。
そういえば、この広場で、やたらとハイ・テンションな中国人ハネムーナーのカップルと出逢った(名前はどうにも覚えられなかった)。上海近郊から来ている、ということだったが、新妻の方はモデル並みにスタイルのいい美人で、その相方もニコンの一眼レフに高そうなレンズをつけていて、まあ、さぞかし金持ちなのだろう。写真を取り合ったのだけれど、なにやらノートを取り出して、そこにおめでとうのメッセージを(日本語で)書いてくれ、という。なるほど、行く先々で記念に、ということなのだろう。メールアドレスも、というので書いたが、果たしてメールが来ることはあるのだろうか……。
待機して貰っていたタクシーで、今しがた遠くに眺めた「花の教会」サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会の前まで行って貰う。一言「ドゥオモ」と言えば、それで問題ない。アレか、上野の山でタクシーに乗って、「ドームへ」と言えば水道橋に着く、そんなイメージか。(多分違う。)
ドゥオモは一部修理中。とにかくヨーロッパの建物ってなぁ、だいたいどこも、いつ来てもどっかしら修理中、って感じなのかも。
ドゥオモと、その隣の「ジョットの鐘楼」に登ることができるのだが、ドームを登るのはバチカンでやったので、というだけの理由で、今回はジョットの鐘楼を登ってみることに。
綺麗なタイルで飾られた鐘楼。高さ84.7m。頂上まで、414段(らしい)。

夕焼けに染まる、フィレンツェの街並み。
正面にサンタ・クローチェ教会と、その右下にウフッツィ。

ドゥオモの上にも、登っている人々がいる。

12倍ズームだと、こんな感じだ。ジョットの鐘楼の頂上は高いフェンスに囲まれているが、ドゥオモの上は、怖そうだ。冷静と情熱の狭間に立ちたかったら、向こう側をお勧めする。
さすがに400段は厳しいが、途中にいくつか鐘楼があるので休み休み行けば問題ない。一気に登ろうとしたヨーロピアンの女性が頂上でひっくり返っていた。運動不足の節は、特に気をつけよう……。
ドゥオモの下、サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会は時間がないので明日にすることにして、その付属施設?であるサン・ジョバンニ洗礼堂を見学。フィレンツェはお金を取るんだね、教会でも……。
その絢爛たる天井画。「天地創造」と「最後の審判」が同時に見れる、オトクなセットだ(違)。
ミケランジェロが「天国の門」と呼んだ、洗礼堂の東門。旧約聖書の物語が刻まれている。
夕日のオレンジが、日没の直前には淡いピンク色にかわり、街中を染める。
花の大聖堂も花の色に。

今回の旅行は天気には良く恵まれた。綺麗な夕焼けに、飛行機雲一筋。
日が暮れてから後は、次回に載せようと思う。







