12 05（火）
動物のおしゃべり：神仙寺 瑛
[ 二次元的行間之隙間:Book]
僕には10才年の離れた妹がいる 名前は美伽（ミカ） 元気な幼稚園児 ちょっとかわった特技をもっていて 動物とおしゃべりできるんです
という毎回の決まり文句から始まる４コママンガ。冒頭の言葉の通り、主人公の美伽ちゃんは動物とおしゃべりができる、だけではなく、動物が人の姿に見えているのだ…って、そこだけ取り出すとなんか電波だ(笑)。
動物と会話、しかも４コマという手法はみずしな孝之の「けものとチャット」とニアミスなんで、まあ、その点、まんまパクリといえなくもない(笑)。
本作はきれいな絵柄によって描かれた作品だ。基本的にギャグだがあまりドタバタではない。動物を擬人化して描いてある（つうか美伽ちゃんの視点ではまったく普通の人間と同じに見えている）のが、妙に説得感があっておもしろい。まんま人間として描いてあるのでネコミミ萌とかはないからそのつもりで(笑)。
おしゃべりができて人間の姿に見えても所詮は畜生なので行動は動物だ。大の大人（成犬）が遊んでほしがって暴れたり、お年頃の美猫（美少女）があまえてたりする様子は無判断に笑える。主人公とその兄以外には（基本的には）人間は出てこないのだけれど、その兄には動物としゃべる力はないのでそのギャップがまた楽しい。動物としゃべる妹に、いちいちビクッとなっているところがいい(笑)。
ほのぼの系の４コマ漫画であるが、動物の生態に人間っぽい理由を与えていじってあるのが面白い。ペットだって野良だってやっぱり生き物なんだよ、というメッセージにとれなくもない（考え過ぎか？）
自分はさして動物好きというわけではないと思うけど、なかなかに楽しめた一品でした。もちろん、動物好きなら読んでみるべきでしょう。Amazonでの評価もなかなか高いね…。年齢や層を選ばない面白さがありますよ。
投稿者 ogre : 2006年12月 5日 22:03
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ハワード君が大好きです♪
もっと出番を増やしてあげてください!!
ハワード君っミカちゃんより私にしない？？